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置き型エアコン(業務用)の分解と清掃について

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置き型エアコン(業務用)の分解と清掃について

置き型エアコン(業務用)の分解と清掃について

2023/10/10

こんにちは!

 

㈱ワークイノベーションの担当Xです。

 

「早くブログを書きなさい!何さぼってんの?」

 

と妻に怒られてしまいました・・。

 

ブログさぼってすいません・・。

 

携帯ゲームにはまってました・・・。

 

 

今回のテーマは

 

「置き型エアコンの分解と清掃」についてです。

 

 

まずは、

 

「置き型エアコンの分解と清掃を自分で出来るのか?」

 

との質問をよく聞きます。

 

やり方は下記に記載しますが、

 

先に言っておくと、これはエアコン全般の分解清掃にも言える事なのですが、

 

物理的には可能ですが、基本的にはお勧めしません!

 

なぜなら、最近ニュースでも取り上げられていましたが、

 

故障や火事等の事故が起きる可能性が高いからです!

 

ニュースでも言っていたのが、消費者センターかどこかの発表で(すいません。忘れてしまいました)

 

実験映像を公開していたのですが、市販のエアコン洗浄スプレーで洗浄した後、

 

エアコンをつけると、エアコンの基盤がショートして一気に火が出る映像でした。

 

ものの数十秒で天井とかが燃えて、自分で初期消火出来ない状態になっていたので、

 

とても恐ろしいと感じました。

 

業者に頼んだら高くつくからと、自分で洗浄するのは結構ですが、

 

それでエアコンが故障するとより高くつきますし、

 

それで家が燃えたらさらに高くつきます。

 

しかも火事になったら自分や家族の命、はたまた周りの住人の命も奪っていましかねないので、

 

お金では買えないものも失ってしまいます・・。

 

私から言うのもなんですが、やはり専門の業者に頼むべきかと思います。

 

ちなみに自分でスプレーで説明書通りに洗浄しても、

 

エアコンの3~4割程度の場所しか洗浄出来ません。

 

また、スプレーだと威力も弱く、洗浄力もプロの業者が使っているものよりも劣るので、

 

さらにその場所の3~4割程度の洗浄しか出来ないので、

 

「やらないよりマシ」程度に考えておいた方が良いかもしれません。

 

ちなみに質は悪いですが、エアコン清掃業者の激安業者は数多くあるので、

 

そいう所に頼むのも手かと思います。

 

質は悪くても自分でスプレーでやるよりは洗浄してくれますし、

 

故障や火事のリスクは低いでしょう。

 

ただし、激安業者はプロの中では洗浄が適当なのと故障のリスクは高いかと思います。

※あくまでも個人的私見です。

 

もちろん安くて丁寧な業者もいるかとは思いますが、なかなか少ないかと思います。

 

飲食店とかと同じかも知れません。

 

安くて美味しい所もあるかと思いますが、高い高級店だとやはりそれに見合った食材と

 

技術を提供する事が多いかと思います。

※あくまで個人的私見です。

 

話を置き型エアコンに戻しますと、置き型エアコンはプロのエアコン清掃業者でも

 

分解して清掃出来る業者は非常に少なく、1割程度もいないかと思います。

 

もちろん弊社は出来ますが・・・。

 

原因として、置き型エアコンはエアコンの中でも普及率が少なく、

 

また分解しての洗浄は高度な技術を要する為、

 

効率が悪いので、やらない業者が多いのだと思いますね。

 

 

では、

 

「置き型エアコンを分解して清掃の方法」

 

を見ていきましょう。

※今回は簡易版で説明します。

 

置き型エアコンは色んなタイプがあり、

 

・シロッコファンかプロペラファンか

 

・基板が 上中下のどこにあるか

 

・アルミフィンが上中下のどこにあるか

 

・ファンが上中下のどこにあるか

 

によって分解の仕方が変わってきますが、

 

今回は写真のように、

 

アルミフィンが上

 

基板が真ん中

 

シロッコファンが下 

 

のタイプで説明します。

 

(写真は先日施工した足立区のオフィスさんです)

 

 

まず単純に流れを言うと、

 

分解→養生→洗浄→組み立て 

 

となります。

 

 

・準備する物

 

プラスドライバー

 

養生テープ

 

マスカー

 

タオル

 

エアコン洗浄スプレー(若しくはエアコン洗浄用の高圧洗浄)

 

写真が撮れる機械(スマホやデジカメ等)

 

 

・分解の仕方

 

まずはブレーカーを落としましょう。

 

ただエアコンの本体の電源を切っただけでは通電しているので、

 

分解は出来ません。

 

リモコンを見たり操作したりして、しっかりと通電されていない事を確認します。

 

次にドライバーでネジを回してフィルターを外します。

(通常はドライバーで外さなくても、そのまま外れるタイプが多い)

 

次にフィルターの上辺り、エアコンの前面の真ん中辺りのカバー板をドライバーを

 

使って外します。

 

そうすると基板が収まっている銀色の箱のようなものが見えるので、

 

ドライバーで蓋を外す。

 

元に戻せるようにここで基板の写真を撮っておきましょう。

 

(元に戻せないと故障と同じになります笑)

 

次にエアコン前面の上部のカバー板をドライバーで外します。

(ネジが11本もありました)

 

そうるとその板のルーバー部分と基板がコードで繋がっているので、

 

コードが基板部分と繋がっている部分を外す。

(クリップのようになっていて指でツメを押しながら外せば外れます)

 

これで上部のカバー板が外れてアルミフィンが露出します。

 

その他基板とコードで繋がっているものがあったら、

 

基板側か部品側どちらでもいので、上記のようにコードを外します。

 

・養生の仕方

 

基板が一番濡れていけないので、念の為タオルを基板に養生テープで張りつけます。

※基板自体に養生テープを張らないように気を付けましょう

 

次にマスカーを基板の上からしっかり覆って、養生テープで固定します。

 

この時、飛び出ているコードは基板の中に一緒に入れてしまうか、

 

入らなければ外の方に出します。

 

次にアルミフィンを囲うようにマスカーを張っていきます。

 

隙間がないように囲って、最後は念の為写真のように少し被るようにマスカーを重ねましょう。

 

後は、アルミフィンを洗浄すると、シロッコファンの上から水が落ちてくるので、

 

シロッコファンの下にバケツを置くか、タオルを置いておきましょう。

 

ペットシートとかも良いかも知れませんね。

 

・洗浄の仕方

 

エアコン洗浄スプレーは離しすぎると洗浄効果が薄れるので、

 

説明書きに書いてる通り適切な距離を保って上から順にゆっくりと洗浄します。

 

適当にいろんな箇所をスプレーで洗浄すると、洗浄にばらつきが出るので

 

上の端から右へ一列ずつしっかりと洗浄しましょう。

 

基板の近くはあまり攻めると基板に水が入ってしまう可能性があるので、

 

少し離して洗浄しましょう。

 

あとは30分ほどおいて乾かしましょう。※養生はまだ取らないように

 

・組み立て

 

まずはタオルで濡れている箇所を拭きましょう。

 

次に養生を剥がしましょう。

 

勢いよく養生をとると、水が飛び散って機械に入ってしますので、

 

ゆっくりと養生をとります。

 

基板部分は水が入ってタオルが濡れていないか確認しましょう。

※もしタオルがかなり濡れていた場合は、基板に水が入ってしまっているので、

完全乾燥しなければなりません。

ただ危険なので、メーカーへ修理依頼する事をお勧めします。

とりあえず組み立ててスイッチを入れてみよう と考えるのは危険です。

スイッチを入れなければまだ通電していないので、故障せず安く済む可能性があります。

通電したら一気にショートして故障したら、火事になったりする可能性があります。

 

後は最初の分解した順を逆から行う作業となります。

 

もし心配な方は分解の様子を動画で撮っておけば、組み立ても楽になります。

 

最後はブレーカーを上げて、きちんと作動するか確認して終了となります。

 

 

 

以上となります。

 

いかがでしたでしょうか?

 

最初にも言いましたが、故障や火事の危険もある為、エアコンを自分で分解して洗浄

 

する事はお勧めしておりません。

 

また上記は必ず正しい方法というわけではありませんので、

 

エアコンの分解洗浄は自己責任の元で行って下さい。

 

 

 

 

 

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